2021年7月13日火曜日

現場レポート

 9階建ての鉄骨造の現場で周辺は繁華街の中ということもあり人通りや交通量も多い為、作業はほぼ全日夜間で実施、周辺環境や作業内容を考慮して道路を完全に通行止めにしての作業となりました。

取付する鉄骨階段部材をトラック荷台から揚重しています。

60tクラスでの作業となり、道路の片側の通行止めではアウトリガーも完全に張り出し出来ず、また作業区画も十分にとれない等、クリアしなければならない問題も多い現場でした。

安全に作業が進められるよう現場の方々と打ち合わせを進めていきました。

道路上、夜間作業ということもあり、限られた時間の中で安全にかつスムーズに作業を進めていきます。


作業当日は鉄骨階段(3F~4F)の建方作業で階段設置箇所は奥の位置にあります。

手前側は梁が取付られているためオペレーターから作業員さんの様子が確認しづらい状態です。

トラックからの荷取り時は既に左側は鉄骨が組みあがってますの接触しないようにブーム、旋回操作を行います。

照明があるものの作業員さんの姿や合図は見えずらく無線機でのやりとりが大事になってきます。

作業員さんの合図だけが頼りです。


裏から見た鉄骨階段の取付時の写真です。

オペレーターからは作業員さんも吊った部材も非常に確認がとりづらい位置です。

事前に取付けてある柱と梁の間に取付部材を持っていかなければいけません。

隣地の建物の壁と防護管は取付られているものの架線も多く、操作を誤ってしまうと接触の危険があります。

部材の荷振れに細心の注意を払いつつ、合図に合わせて慎重に指示された位置に部材を合わせていきます。



鉄骨建方作業は日ごと2、3階に分けて作業を実施していきました。

写真の状態で全体の半分くらいが組み上がった状態です。

鉄骨階段の作業箇所が完了したら、既に組みあがっている左側の鉄骨箇所と同じような作業に進んでいきます。

鉄骨が立ち上がってくるとクレーンのブームと鉄骨の位置が近く、狭くなってくるので慎重な操作がより必要になってきます。

引き続き安全作業で進めていきます。



車両導入のお知らせ

35tラフタークレーン(KATO製 MR35Ri)と50tラフタークレーン(KATO製 SL-500Rf)を導入いたしました!! 能力表は保有車両よりご覧ください。 車両の性能や特徴など何かございましたらお気軽にお問い合わせください。